低用量ピルとバストアップの関係
低用量ピルで、バストアップするというような噂がありますよね。
気になってたりする人も多いのではないでしょうか?
低用量ピルの一般的な副作用の中には、「胸のハリ」を感じる人がいるというのがあります。
女性なら分かると思うのですが、単に豊胸(バストアップ)と言っても、太ったのと、ブラのカップが上がった(乳房の内容量が増える)のは違いますよね。
アンダーバストの変化が無く、カップが上がったりするなら・・・太らないで、バストアップしたと言えるのでしょう。
でも実際に、低用量ピルの効果で豊胸(バストアップ)効果があるのでしょうか?
低用量ピルの作用として考えられるのは、以下のようなホルモンの影響です。
- ホルモンパランスが整って、丸みをおびた女性らしい身体つきになる「胸もボリュームがでる」
- 疑似妊娠状態のようにになるので、妊婦さんのように「胸がはる」
- 体内に水分を貯めこみやすくするので「胸がむくんだ」
簡単にいうと、ホルモンを服用することによって、女性らしく身体が整うというのがあります。
女性らしい丸みのある、柔らかいふっくらシルエットになるわけで、少し胸がボリューミィになったりもするかもしれません。
低用量ピルは、疑似妊娠状態によって避妊効果を得るので、妊婦さんのように胸がはったとしても不思議ではありません。
更に、種類によっては水分蓄積しやすく、浮腫(むくみ)がでやすいタイプの低用量ピルもあり、胸もむくんでる?のかも。
もともと低用量ピルの副作用(副効果)は、服用しても影響を強く感じる人と感じない人が存在します。
微妙な変化を感じ取る女性というのは、そもそもホルモンの影響を受けやすい体質の人、ホルモンの感受性が強い人といえるでしょうか。
年齢や生活の変化によって体重や身体スタイルに変化がでてくる時期と、低用量ピルを服用しはじめた時期が重なって、ダブル作用で大きく影響がでたという人もいるかもしれないです。
ホルモンの感受性(影響の受けやすさ)は、人によって大きく差がありますので、豊胸(バストアップ)が低用量ピルの作用とは言い切れないです。
胸が大きくなったという噂話とセットで、服用を止めたら胸が萎んだという、ほとんど都市伝説の世界のような怖い噂もあります。
実際に低用量ピルの影響は、服用し始めた時期に「そんな気がする」という程度です。
長年飲み続けてすれば、他の副作用の消失と同様に感じられなくるケースがほとんどなので、豊胸(バストアップ)したような気がしていても自然の状態にもどります。
低用量ピルの服用をストップして、胸が小さく萎んだと実感している人の場合で、考えられるのは服用を止めた時期的な問題でしょうか。
一般的な女性の場合、避妊目的で低用量ピルを飲み始めるのは、20代や30代とまだまだ若い頃ですよね。
長年愛用していた人が中止するのは、当然ですが服用開始した年齢よりも年月が経過しています。
40代以上の低用量ピルの服用は要注意なこともあり、40代になって服用を中止する人も多いでしょう。
胸の状態は「加齢」により大きく変化しますし、案外と「老化」というのもあり得るのかもしれませんね。
女性の身体は、年齢ともにハリを失い、細胞が萎んできます。特に胸への影響は大きいですから。
低用量ピルに、特別な豊胸(バストアップ)効果は期待しないほうが無難というところでしょう