トリキュラー錠は個人輸入で通販できます
ただし日本ではなぜかピルが非常に値段が高いので、最近では「個人輸入」でトリキュラー錠をまとめ買いしている女性が増えています。
理由は海外ではピルは非常に安く、薬局で買えるくらい定着しており、トリキュラー錠自体も海外のピルのため、海外の方がずっと安いんです!
個人輸入と言っても海外通販で日本で買えます。12シートまとめ買いで6000円くらいです。
クリニックだと12シートで25000円くらいでしょうか?
ですが、まだまだ新しいと認識されているお薬ですのですべての婦人科医が低用量ピルに長けている訳ではないようです。
特にお産を専門に行っている婦人科では処方していないこともあります。
今までの避妊は、男性側からの避妊に頼ることしか出来ませんでしたが、トリキュラー錠によって女性自ら行える避妊として大変大きな役割、そして意味があるように感じます
「トリキュラー錠」みなさんも何度か耳にしたことのある医薬品ではあるかと思いますが、正直なところ漠然とした効果・服用方法だけの情報ではありませんか?
これからトリキュラー錠についていくつかのテーマに分け、みなさんにトリキュラー錠(トリキュラー錠)と、その通販方法についてご紹介して行こうと思います。
「今さら恥ずかしくて誰にも聞けない・・・」といったテーマから順にお伝えして行けたらと考えています。
それでは始めに「トリキュラー錠っていつ頃から使われている医薬品なの?」というテーマから入ってゆきましょう。
トリキュラー錠は低用量ピルに当たるいわゆるピルです。口から服用する経口避妊剤です。
1976年にドイツで開発され、日本では1987年にバイエル薬品が開発を開始しました。
1990年にはアステラス製薬も開発に加わり、バイエル薬品との共同開発となりました。
それから9年後の1999年に「避妊」の医療行為の正当性で承認され、日本での発売が開始されるようになりました。
トリキュラーは婦人科で1シート当たり3000円ほどで購入する低用量ピルですが、多くの女性がその値段の高さに悩まされています。
忙しくてクリニックに行く時間がない、恥ずかしいという悩みもありますので、当ページの後半で「トリキュラー」の個人輸入方法をご説明します。
トリキュラー錠の成分
トリキュラー錠の成分は、黄体ホルモン(レボノルゲストレル)と卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール)の2種類からなる配合剤です。
(注:トリキュラー錠には、13種類の添加物も含まれていますが、添加物は薬としての効果を充たしませんので成分としてカウントされません。)
トリキュラー錠の成分の働き
トリキュラー錠は、正しい服用方法で100%に近い確率で安全に避妊することが出来ます。
これは各コンドームメーカーの調査によるコンドームによる避妊率80〜85パーセントを上回り、トリキュラー錠が避妊に優れた効果を示している結果です。
トリキュラー錠を服用すると「体の中でどのような変化が起こり避妊に至るのでしょうか?」
それは黄体ホルモンと卵胞ホルモンによる3つの働きがあげられます。
1)上記2つのホルモンが、多くのホルモンを分泌する脳下垂体に作用し、排卵をしないよう働きかけます。
つまり脳が「妊娠した」と勘違いをするのです。
2)子宮の内膜を厚くさせないように作用し、着床を難しくする働きをします。
3)子宮頚管(子宮と膣を結んでいる管)から分泌される粘液の濃度に作用し、濃度を上げることで精子の侵入を難しくする働きをします。
低用量ピルの種類と区分(段階)
低用量ピルには「販売の開始された時期」と低用量ピルに含まれる「女性ホルモンの量」の違いから、第1世代・第2世代・第3世代の3種類に分類されています。
トリキュラー錠はこの3種類の中の第2世代低用量ピルに分類されます。
日本では40%の女性に使用されている人気の高い低用量ピルです。
第1世代と第2世代には避妊に必要な女性ホルモ量のバランスに長所と短所がありました。
それらを克服するために、2相性・3相性という服用方法が生まれました。
1相性ピル・2相性ピル・3相性ピルと3段階あり、これは1シートの錠剤に含まれるホルモン量の変化の段階を表しています。
つまり以下のような説明となります。
- 1相性ピル)は1シートの錠剤すべて同じホルモン量。
- 2相性ピル)は1シートの錠剤のホルモン量が2段階あることを示し、
- 3相性ピル)は1シートの錠剤のホルモン量が3段階に分かれていることを表しています。
トリキュラー錠はこの中の3相性ピルにあたります。
3相性にあたるトリキュラー錠は、自然に行われるホルモンの分泌に似せることで、自然な流れの中で薬のホルモン量を抑えることが出来るのです。
このことからも、妊娠を希望するようになった際にはトリキュラー錠の服用をストップすることで、再び体が自然と妊娠の準備を始めてくれるのです。
この働きを利用することで、生理周期のコントロールが可能ですので、スケジュールに合わせて服用することで予定通りの生活を送ることも出来ますね。
また、生理不順でお悩みの方にもトリキュラー錠を服用することで、生理周期を整えることもできます。
トリキュラー錠は安定した避妊効果と共に「いつから始まるか分からない・・・」生理不順の方の憂鬱な日々を解消してくれるお薬なのです。
トリキュラー錠21と28の違いをご紹介する前に「トリキュラー錠」のご説明をさせて頂きます。
「トリキュラー錠」は、バイエル薬品の製品名です。一般名は「レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール錠」と言います。
前述を踏まえ「トリキュラー錠」をご説明すると『バイエル薬品が製造・販売している経口避妊剤を「トリキュラー錠」と呼び、このトリキュラー錠には「トリキュラー錠21」と「トリキュラー錠28」と2種類の製品があります。』ということになります。
上記を理解しておくことで、病院での処方の際や個人輸入で通販購入される際に、間違えることなく手元に届き安心して服用を開始することが出来ると思います。
●トリキュラー錠21
トリキュラー錠21は、1シートにお薬の成分が含まれている錠剤が1〜21錠まであり「1日1錠・21日間」飲み続け、「7日間」お薬を飲まない(休薬期間)、を1サイクルとしてこれを繰り返します。
●「トリキュラー錠28」
トリキュラー錠28は、1シートにお薬の成分が含まれている錠剤が1〜21錠までと、その他にお薬の成分を含まない錠剤が22〜28錠あり「1日1錠・21日間」飲み続け、「1日1錠・7日間」お薬の成分を含まない錠剤を飲む、を1サイクルとしてこれを繰り返します。
このように、トリキュラー錠21と28の違いは、7日間のお薬を飲まない、またはお薬の成分を含まない錠剤を飲む、この期間にあります。
●トリキュラー錠28のお薬の成分を含まない錠剤って何?
トリキュラー錠28に含まれる7つの錠剤は「偽薬(ぎやく)」、偽物のお薬です。
お薬の成分を含まない偽薬を服用する理由は?
その理由は、トリキュラー錠21は「1日1錠・21日間」飲み続け「7日間」の休薬期間に入ります。
そして8日目から次の新しいシートのサイクルに入りますが、この8日目にお薬を飲み忘れてしまうことが大変多く、安全・完全な避妊を行えなくなってしまうことが大きな問題となっていました。
そこでトリキュラー錠28という製品をつくり、休薬期間の7日間も偽薬を飲むことで「お薬を飲む」という行為を習慣づけようと考えたのです。
ですから、効能や成分にはまったく違いはありません。
偽薬が「あるのか・ないのか」のみの違いとなりますので、避妊効果に問題はありません。
偽薬の成分は何が使われているの?
この偽薬を「プラセボ錠」と言います。このプラセボ錠は9つの添加物から出来ています。
以下に9つの添加物の効果と役割についてご案内いたします。
- ステアソン酸マグネシウム →体内で流れやすくする効果
- ポピドン →水に溶けやすくする効果
- タルク →お薬を成形しやすくする効果
- マクロゴール6000 →お薬のコーティング・水に溶けやすくする補助効果
- モンタン酸エヌテルワックス→ 体内での流れやすさ・体内での粘着を防ぐ効果
- 沈降炭酸カルシウム →胃酸の中和効果
- 白糖 →苦いお薬を飲みやすくする・薬品臭さを抑える効果・着色剤
- 乳糖水和物 →お薬を飲みやすい大きさにするためのかさ増し・お薬を成形しやすくする効果
- トウモロコシデンプン →お薬を成形しやすくする効果
上記の通りお薬としての役割・成分は含まれておりませんが、体に害を及ぼすものではありません。
しかしトウモロコシアレルギーや上記成分にアレルギーの疑いがある方はご注意ください。
あくまでも「お薬の飲み忘れ防止」と「お薬の習慣づけ」を目的としていますので、服用しなくても問題はありません。
(偽薬の飲み忘れに関しては、特別な対処は必要ありません。)
トリキュラー錠28をご使用の方で偽薬を服用されない方は、シートに偽薬をそのまま残しておくと紛らわしく、飲み違いの原因となりますので、休薬期間中は1日1錠シートから取り出し捨ててしまうなどの対策をとりましょう。
トリキュラー錠21をご使用の方で、休薬期間が終了した8日目の飲み忘れがご心配な方は、休薬期間中に偽薬の代用として、アメやグミを口にすることを習慣にするなど、飲み忘れ対策をすることも良いと思います。