トリキュラーの避妊効果はいつから
トリキュラー錠の避妊効果は、「生理が始まったその日」から服用を開始することが出来た場合は、「その日」から避妊効果があります。
●なぜ生理が始まった『その日』からの服用で避妊効果が得られるの？
女性の身体（子宮）は生理が始まることで、「そこから」排卵の準備が開始されます。この排卵の準備が開始された、「そこから」のタイミングでトリキュラー錠を服用することにより、ホルモンのバランスが妊娠時と同等のバランスへと変化して行くことで、「妊娠しました。
排卵準備中止です。」と身体が直ちに、対応して行くのです。
しかし、生理が始まった「その日」を過ぎて日にちが経過してしまうと、排卵の準備から排卵へとステップアップしてしまいます。
1度ステップが進み始めてしまうと、排卵を止めることは出来ません。
ですから、服用した「その日」からの避妊効果を得るために、排卵の準備が開始された「その日」まさに「そこから」服用することをおすすめしているのです。
●でも生理が始まった『その日』の判断は、なかなか分かりづらくて・・・
おりものに、少し血液が混じり始めたことを確認し「今日が生理の始まった『その日』だ！」と思い服用を開始しても翌日の出血は全くなく、翌々日から本格的な生理が始まりだした。
と言うような経験をされている方は多いのではないでしょうか。
このような数日の誤差を踏まえて、トリキュラー錠には「2シート目から『確実な避妊効果』を得ることが出来ます。」と記載されています。
生理が始まった「その日」とは、生理の始まりを確認してからの「24時間以内」を指しています。
ですから「生理が始まった」と確認できてから24時間以内に、トリキュラー錠を服用することが出来ていれば「その日」にしっかり服用を開始することが出来ており、避妊効果を得ることが出来るという事になります。
基礎体温を測られている方で、生理の始まりが判断しづらい場合には、基礎体温が低温期に入り始めていれば、今日が生理の始まった「その日」だと直ちに判断することが可能ですので「その日」から避妊効果が得られることを明確に判断することが出来ます。
●生理が始まった『その日』を逃してしまった時の避妊効果はどうなるの？
3日目までにトリキュラー錠を服用することが出来れば、「その日」から避妊効果を得ることは可能です。遅くとも5
日目までに服用することが出来れば「その日」からの避妊効果が得られるとされていますが、妊娠する確率は高くなると考えていて下さい。
女性の身体は、生理が始まってから5〜6日目頃には再び次の排卵準備を始めています。その為に遅くとも5日目以内の服用開始をおすすめします。
トリキュラー錠の服用が、生理が始まったその日より遅れてしまった方の場合は、続けて7日間服用した頃から避妊効果が得られると考えて、7日目より前の性行為にはトリキュラー錠以外の避妊法も合わせて行ってください。
トリキュラー錠は「1日1錠」・「同じ時間」に14日間続けての服用が行えていれば、安心で安全な高い避妊効果を得ることが出来るのです。
けして無理な服用方法や設定日数ギリギリでの服用方法は、行わないようにして下さい。
女性の身体はとてもデリケートです。
大きな不安や高いリスクを背負った状態でトリキュラーの服用を行ってしまったとしたなら、それらの事が影響し強い副作用や体調不良へと繋がる可能性が充分に考えられます。
トリキュラー錠を取り入れたことで、より自分らしい毎日を送るためにも余裕を持った正しい服用方法で、安心で安全な高い避妊効果を得てください。
注）生理が始まった「その日」にトリキュラー錠の服用を開始する方法は、始めてトリキュラー錠を服用する方の服用開始方法です。
次の新しいシートからは休薬期間（偽薬服用期間）が終りましたら、生理（消退出血）が終っていなくても次の新しいシートの服用を開始して次のサイクルに入ってください。
休薬期間（偽薬服用期間）を短縮しても避妊効果に影響はありませんが、長くすることは「飲み忘れ」と同じことですので、避妊効果が下がってしまいます。十分に注意して下さい。
