ピル がん予防

ピル がん予防効果

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低用量ピルのがん予防効果

ピルは、ホルモンを人工的に投与するタイプの薬剤なので、婦人科系の機能への癌リスクが危惧されていました。

 

定期的ながん検診(乳がん検診、子宮がん検診)を受けるように! と言われていた時代も、決して遠い昔ではありません。

 

従来の中用量や高容量のピルとは違い、ホルモン含有量が低く抑えられている低用量ピルでも、やはり気になる人は多いことでしょう。

 

ただ、ここ最近は低用量ピルによる「がん予防効果」も話題となっています。

 

イギリスで発表された研究報告によると、過去にピルを服用したことのある女性は非服用者に比べて、発がんのリスクが12%減少することが明らかとなりました。

 

これは4万6000人の女性を対象に、36年間の追跡調査を実施したという、大規模な調査研究の結果なのです。

 

特に発がん率が低下したものは大腸がん、直腸がん、子宮体がん、卵巣がんとされていて、婦人科系のがんに限らないことも非常に興味深いところです。

 

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もしかすると、婦人科系以外の部分への、癌細胞の発生、発がんに関しても、ホルモンの乱れの影響などか大きいということなのかもしれません。

 

低用量ピルによって、ホルモンバランスが整ったことが発がん性を下げた? のかもしれない・・・というような想像も可能ですね。

 

この調査では、従来は若干上昇するとされていた乳がんの発がん率が、ピル服用者と非服用者間で統計的な差は認められませんでした。
まだまだ研究段階であり、全ての謎が解明されたわけではありません。

 

低用量ピルと発がん率の因果関係がクリアになったわけではありません。

 

イギリスでの発表ですから、ヨーロッパの国々の人種的な側面や分布、アジア人や日本人にはどうなのか?という疑問もあります。
ただ、非常に興味高い調査結果といえるでしょう。

 

低用量ピルががん予防に効果がある理由

低用量ピルは、排卵を抑制することによって避妊効果を得ます。

 

つまり、女性にとっては当たり前のように起こる毎月の排卵、そして排卵による卵巣の損傷が、排卵抑制作用によって激減するということです。

 

それにより、卵巣嚢腫や卵巣がんのリスクが減っているといえます。
低用量ピルに含まれるホルモンの影響で、子宮内膜へも作用し、子宮体がんのリスクも減ります。

 

子宮頸管粘液の変化で精子の侵入を防ぐのですが、同時に細菌やウィルスの子宮への侵入も防ぐ作用があり、不妊の原因となる病気予防にも役立つとされています。

 

昔の日本女性は、まだ若い10代や20代から妊娠し、出産していました。
そして多くの子供たちを生んでいたので、妊娠している期間(排卵しない期間)が長かったのです。

 

つまり、昔は女性機能としての「女の一生」のうち、妊娠しない排卵はそんなに数多くはなかったのですが、現代の女性たちは違いますよね。

 

今の女性は出産年齢も上がり、出産する子供の数も少ないので、「女の一生」のうち妊娠期間はさほど長くはありません。
それだけ、排卵によって女性の身体は傷つけられ続けているのです。

 

排卵からの月経に伴う、さまざまな症状や女性の病気が多いのは、昔とは女性たちの生き方が変わったためとも言えるのでしょう。

 

低用量ピルを服用している人も、未服用の人も、大人の女性であれば、毎年の婦人科検診は当たり前のことです。

 

「大人の女性のたしなみ」ともいえるので今更ですが、乳がん、子宮がんなどの婦人科検診は欠かさず実施してください。
毎月の乳がんの自己チェックも、忘れないようにお願いします。

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