トリキュラー錠21の飲み方
・「トリキュラー錠21のシートを見てゆきましょう。」
シートには1〜21の数字が順番に印字されています。
その下に3種類(3色)の錠剤が区分され並んでいます。
1〜6の数字の下には赤オレンジ色の錠剤が並び、次の7〜11の数字の下には白色の錠剤、その次の12〜最後21の数字の下には淡い黄色の錠剤が並んでいます。
・トリキュラー錠21の服用開始と服用方法
トリキュラー錠21の服用開始日は、生理が始まった「その日」からです。
服用方法は、1の数字が印字されている下の赤オレンジ色の錠剤から順番に「1日1錠」を可能な限り「同じ時間」に、21の数字が印字されている下の淡い黄色の錠剤まで毎日飲み続け、次の日(22日目)から休薬期間に入ります。
休薬期間から7日が経過した8日目から次の新しいシートの服用を開始します(2周目)。
お手元にトリキュラー錠21のシートがない方は、複雑に感じられるでしょうか?難しいことはありません。
順番に飲んでゆけば大丈夫です!それでは、服用方法のおさらいです。
・生理が始まった「その日」から
@赤オレンジ色の錠剤1〜6を6日間服用
↓
A7日目からは、白色の錠剤7〜11を5日間服用
↓
B12日目からは、淡い黄色の錠剤12〜21を10日間服用
↓
C22日目からは、7日間の休薬期間
↓
・7日間の休薬期間が経過した8日目から次の新しいシートの
@赤オレンジ色の錠剤1〜6を6日間服用
:
ABC→@を繰り返します。
トリキュラー錠28の飲み方
・トリキュラー錠28のシートを見てゆきましょう
シートには1〜28の数字が順番に印字されています。
その下に4種類(3色)の錠剤が区分され並んでいます。
1〜6の数字の下には赤オレンジ色の錠剤が並び、7〜11の数字の下には白色の錠剤、次の12〜21の数字の下には淡い黄色の錠剤が並んでおり、その次の22〜最後28の数字の下には、他の錠剤に比べひと回り大きい白色の錠剤(偽薬)が並んでいます。
・トリキュラー錠28の服用開始と服用方法
トリキュラー錠28の服用開始日は、生理が始まった「その日」からです。
服用方法は、1の数字が印字されている下の赤オレンジ色の錠剤から順番に「1日1錠」を可能な限り「同じ時間」に、28の数字が印字されている下の他の錠剤に比べひと回り大きい白色の錠剤(偽薬)まで毎日飲み続け、次の日(29日目)から次の新しいシートの服用を開始します。
(2周目)こちらも、服用方法のおさらいを致します。
・生理が始まった「その日」から
@赤オレンジ色の錠剤1〜6を6日間服用
↓
A7日目からは、白色の錠剤7〜11を5日間服用 ↓
↓
B12日目からは、淡い黄色の錠剤12〜21を10日間服用
↓
C22日目からは、他の錠剤に比べひと回り大きい白色の錠剤(偽薬)22〜28を7日間服用
↓
・7日間の偽薬服用期間を経過した8日目から次の新しいシートの
@赤オレンジ色の錠剤1〜6を6日間服用
:
ABC→@を繰り返します。
トリキュラー錠21・28共に、避妊を希望する期間このサイクルを続けてゆきます。
2シート目から休薬期間・偽薬服用期間の2〜5日目くらいに出血があります。これを「消退出血」と呼びます。
子宮内膜が剥がれることによる出血ですので、生理と同じです。
「ピルの服用による出血」と「生理による出血」とを区別するために医療(医学)上、呼び方を変えています。
消退出血の量や期間は、個人差はありますが通常の生理と同じ位です。
休薬期間・偽薬服用期間中に消退出血がなくても、トリキュラー錠の服用は続けます。
●生理が始まった『その日』から、服用が出来なかったらどうすれば良いの?
遅れてしまったら、1日でも早く服用を開始すれば大丈夫です。
ただし、服用を開始してから1週間は他の避妊方法もあわせて行ってください。(コンドームなど)