ピルの副作用

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低用量ピルの副作用

低用量ピルは、副作用を少なくする目的で女性ホルモンの配合をできるだけ少なくした避妊薬です。

 

しかし、飲みはじめの1〜2週間は、ホルモンバランスの変化によって副作用が出ることがあります。

 

飲みはじめの1週間は1/3程度の女性にある程度の副作用が現れます。3シート目(3ケ月目)に入っても副作用が残るのは1/20程度と言われています。

 

<もっとも多い副作用−吐き気>

 

飲みはじめにの副作用でもっとも多いのは、吐き気です。

 

妊娠初期にもホルモンバランスの変化で悪阻(つわり)が起きますが、ピルの飲みはじめも悪阻のような吐き気の症状がよく出ます。ただし実際に吐いてしまうほどの強い吐き気はまれです。

 

万一、ピルの服用後3時間以内に吐いてしまった場合は、もう一度服用する必要があります。

 

再服用すると翌日の分がなくなりますが、そのまま1日1回の服用を継続します。次のシート目の服用が1日早くなるだけで、避妊効果などに影響はありません。

 

朝にピル服用して吐き気の副作用を感じる場合は、服用時間を夕食後や就寝前に変えると出なくなることがあります。

 

市販の乗り物酔いを防止する薬は、ピルの副作用による吐き気を軽くする効果があります。

 

ピルの服用中にビタミンCや大豆イソフラボンを配合したサプリを飲むと、エストロゲンの作用が増幅して吐き気が強くなることがあるので併用は避けましょう。
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<飲みはじめに多いその他の副作用>

 

その他、飲みはじめに多い副作用には、頭痛、乳房の張り、不正出血、体重増加、微熱、ニキビなどがあります。

 

頭痛薬はピルと併用が可能で、避妊効果を弱めることはありません。しかし、頭痛薬の過剰服用は頭痛の頻度を増すことがあるので注意が必要です。

 

ピルを服用すると最初の3周期(3シート)までは、人によって月経(消退出血)以外に不正出血があります。

 

不正出血がある確率は10〜30%くらいです。出血の量はほとんどの場合ごく少量で、4シート目以降はほとんど出なくなります。

 

<副作用がなかなか収まらないとき>

 

副作用がなかなか収まらないときは、服用するピルの種類を変えることで軽減することがあります。

 

ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合されていますが、1相性ピルと3相性ピルでは配合されている黄体ホルモンの種類が違うので、どちらかが体質に合っていないことがあります。

 

また、3相性ピルは自然のホルモンバランスに近づけるために黄体ホルモンの配合量を3段階に分けているので、1相性ピルで副作用が出る人も3相性ピルでは出ないことがあります。

 

<頻度は少ないが重大な副作用―静脈血栓症>

 

静脈血栓症は、静脈の血管に血栓ができて血流がとどこおる病気で、いわゆるエコノミー症候群は静脈血栓症の1種です。

 

頻度は非常に低いのですが、ピルを服用すると静脈血栓症を起こすリスクがやや高くなります。

 

ピルを服用していない女性が静脈血栓症を起こす確率は1万人に1〜5人ですが、ピルを服用していると3〜9人に増えると言われています。

 

1万人に3〜9人というリスクがどれくらいのものかというと、妊娠中に静脈血栓症を起こすリスクが5〜20人、出産後3ケ月以内が40〜65人と言われています。

 

それと比較すると、ピルの服用による静脈血栓症を過剰に心配する必要はありません。

 

静脈血栓症を起こすと、血栓ができる場所によって、ふくらはぎや胸、お腹、頭などに強い痛みが生じます。

 

脳の血管に血栓ができると、舌がもつれたれ意識が薄れたりすることもあります。このような症状が出たらすぐに病院を受診しましょう。

 

タバコの喫煙は静脈血栓症のリスクを高めるので、ピルの服用中は禁煙することが望まれます。

 

35歳以上で1日15本以上タバコを吸う女性はピルを服用できないことになっています。

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